酒渣、いわゆる赤ら顔です。
毛細血管の拡張が原因で、紫外線照射、温度の変化、乾燥、刺激などが悪化因子の皮膚病です。

酒渣の1度が 紅斑毛細血管拡張型酒渣 :ただ赤いだけ

酒渣の2度が 丘疹膿疱型酒渣 で、赤いぶつぶつも加わります。

以下は、日本皮膚科学会のガイドラインです。

推奨度:A:強く行うよう勧める。B:行うよう勧める。C1:行ってもよい。C2:行わない方がよい。D:行うべきではない。*:小児には原則行わない。

AもBもないのです。これだけを見てもどれだけ治りにくいかが分かっていただけるでしょう。

推奨度 
酒渣に外用療法は有効か?                   C2丘疹膿疱型酒渣に、メトロニダゾールやアゼライン酸を外用してもよいが、推奨はしない。また使用にあたっては、保険適応外であることや、基剤や濃度に配慮する必要がある。
酒渣に内服治療は有効か?        C2   丘疹膿疱型酒渣に、 ドキシサイクリン、ミノサイクリン、テトラサイクリンの内服を行ってもいいが、推奨はしない。漢方や、毛包虫が検出された場合のイベルメクチン、メトロニダゾールの内服については、現時点では推奨しない。
酒渣にレーザー治療、光線治療は有効か? C2紅斑毛細血管拡張型酒渣の治療に、パルス色素レーザー、Nd:YAGレーザー、intense pulsed lightを使用してもよいが、推奨しない。また保険外であることや再発について十分なインフォームドコンセントが必要である。
酒渣にスキンケアは必要か?C1酒渣に、適切な遮光と、低刺激性の洗顔料や保湿剤の使用についての指導を選択肢の一つとして推奨する。

じゃあ、あきらめるのか。まず、しっかり赤文字のところはおさえましょう。ドキシサイクリンの内服、メトロニダゾール軟膏と日常生活の注意、つまり紫外線照射、温度の変化、乾燥、刺激などを避ける事。
治りにくい皮膚病だからこそ日本各地で有効例の症例報告があります。
そこで見つけたのが漢方薬の中でも駆お血作用(血液がたまった状態を改善する)のある桂枝茯苓丸

下の写真はともに桂枝茯苓丸の内服1か月後です。赤みが随分減っているでしょう。

他にも黄連解毒湯、白虎加人参湯、十味敗毒湯、冬季芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸加ヨクイニンなども有効例があるようです。1ヶ月ずつ、試してみるといいかもしれませんね。

さらに抗炎症作用のある30%ビタミンC(REVISION製)外用も考えています。ついでにREVISIONのレチノール(アンチエイジング)も取り扱う予定です。現在、私が使用、検証中です!(というより自分が使いたかっただけなんですけどね)REVISIONのHPの値段より大幅に安価で提供いたしますのでここでは書けません。

丘疹膿疱型酒渣(2度)