子供のころ、を飼っていました。私が小学校3年生ぐらいだったと思います。母が買い物帰りに声を掛けたら付いてきたそうです。白と茶のメスで「チャコ」と名付けました。その頃テレビで「チャコちゃん、ケンちゃん」が流行っていたからです。
しばらくしてチャコのお腹が大きくなりました。出産の日、苦しそうなチャコのお腹をずっと撫でていました。胎盤と大量の血液と3匹の子猫が産まれ、チャコは一生懸命赤ちゃんを舐めていました。そのうちの1匹はおっぱいをうまく吸えなくて、他の兄弟に先を越されていました。他の猫の口をおっぱいから取って、その子の口に持っていくのですが、それでも上手に吸えないようで、結局死んでしまいました。2匹には「ゴロウ」「メグミ」と名前を付けました。私は野口五郎と麻丘めぐみのファンだったからです。猫と暮らした日々は楽しくて、悲しい時、辛い時は猫に話しかけ、一緒に遊び、一緒に寝たりと、随分慰めてもらいました。
でも私が高校生になる頃には、私はあまり可愛がらなくなっていきました。私が高校卒業し上京と同時に、両親は自宅を離れた場所に新築しました。昔の自宅に猫を置いてきてからは、母がご飯をあげにいくだけになり、たまに帰郷した私も昔の家に次第に行かなくなりました。その後何年かして一番おばあちゃんのチャコが最後に亡くなったそうです。
最後に「さようなら」も、「ありがとう」も言えなかった。チャコ、ごめんね。随分助けてもらったのに。ずっと猫を飼いたいと思っていますが、最後まで可愛がってあげられる自信がありません。猫をみるとチャコのことが思い出されて、ちょっと心が痛くなります。

4か月前に買った猫のおもちゃ、もこみちゃん。目を閉じたり、ゴロゴロ泣いたり、体を動かしたりしますが、歩きません。体も硬いです。最初のうちは可愛がっていたけど、最近はベットの枕元に置いたまま、声も掛けなくなってしまいました。最近悲しげになってきました。